Mt.富士ヒルクライム 2019

3年続けて71分台で停滞していたけど今回ようやく70分切りを達成出来たので、その備忘録として。

試走

本番1週前の試走では料金所からの計測で75分を切って手応えあり。今年出た2つのイベントでも過去記録を更新していて、これらを考慮すると68分台狙えるんじゃないかと期待。

前日

中央道の渋滞に遭いつつ移動し、12時頃には会場着。ブースをうろうろしつつ買い物。

  • AZのチェーンクリーナー
  • パワープロダクションのBCAA顆粒
  • ビオレーサーのワンピース
  • 丹沢アンパン

BCAAはジェル状のワンセコンドを愛用してたけど廃版になったとのことで、代わりに顆粒タイプを購入。
ワンピースは数量限定販売を聞いていたのでブースを覗いてみたらまだ残っていたので、勢いで購入。
1時間ほど時間を潰してから会場を離れてからは甲府の宿に向かい、8時頃には自然に就寝。

スタート前

2時に起床してシャワーで目を覚ましてからゆるゆると準備して、3時にチェックアウトして4時に富士急ハイランド駐車場着。
宿を出た時には既に雨が降り始めていて、せめて走っている最中は止まない小降りになってくれればと思いながらローラーで30分アップと5分レスト。
下山時の防寒着は軽重両方をバッグに詰めてスタート会場へ。換えのアンダーシャツを持ってきていなかったことを後に後悔することに。
やや迷ったもののレインジャケットは脱いで荷物預けに加え、テントの空きスペースに身を寄せて雨宿り。ノースリーブのアンダーシャツとサンボルトのワンピースに加えてアームウォーマーというかなり薄手の組み合わせだけど、風が弱いおかげで雨宿りしている分には苦痛にはならなかった。
スタート前セレモニー後はかなりの小雨になってきたのでテントから出てストレッチしたり歩き回って少しでも体を温め直して7:05にスタート。

目標タイムは1昨年から続けて下記の内容。過去実績から目標タイムに向けて導出していることもあって、ほぼこれに沿って推移するなかなかの精度。
5 km : 16:30
10 km : 30:55
15 km : 45:45
20 km : 60:30
ゴール : 70:00


レース

試走時の出力が242 Watts/hourだったので、245 Watts程度を目標にしていくものの周りのペースに合わせようとする際にオーバーペース気味になり平均が250 Watts程度で推移。
この高出力が中盤以降効いてきて、30分経過頃からきつくなってきて、40分経過後からは維持できなくなってきて、1時間経過時には243 Watts/hourにまで落ちることに。
途中雨量が増えた記憶はあるものの、走っている最中のことなので気にする余裕はなく、前の自転車が跳ね上げた水しぶきを浴びながら終始走ることに。
スバルラインの有り難いところは緩斜面でドラフティングに入ると回復の機会があることで、今回も50分経過当たりで下げ止まることが出来て、目標達成の可能性を残して想定タイムから数秒遅れで20 km地点を通過。
終盤に続く平坦区間も幸い孤立することなくハイスピードでクリアし、ゴールに続く最後の急勾配に。ここで経過タイムを再確認するとギリギリ届きそう。ガスが濃いため洞門を抜けてもゴール地点は見えないものの、距離感はつかめているので残っている力を使い切ってゴールへ。手元計測で69:45程で目標達成を確認。


ゴール後

ゴール後は惰性で移動して手荷物を受け取った時点で既に体が冷え始め、防寒着を羽織るものの衣類が濡れたままなので寒さが収まらず記録を喜ぶより辛さの方が身にしみる状態。
それでも下山スタートまで待機しているうちに体が慣れてきて、動きが鈍くなるようなことは無く、スバルラインだとハードブレーキが必要な場所も無いので無事下山終了。毎年振る舞われる吉田うどんは暖かさが身にしみて、正直なところ初めて美味しいと思った。
完走証受け取った後はすぐ車に戻って着替え、ようやく人心地ついて今回のイベント終了。

振り返り

目標達成とは言っても、幾つもの反省点が。
  • 序盤のペースを5 Wattsでも落としていたらもう少しタイム稼げたはず。
  • 下山用防寒装備が不十分だった。雨だったり気温低いときは体を拭くタオルとアンダーシャツ必須。
  • 持ってきていたのにシューズカバー着用しなかったのは完全にミス。
  • 平坦はもっと低いポジションを。スタート前に意識してたことなのに、余裕の無さからかギアとケイデンス数以外のことに気が回らなかった。


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