ツールド八ヶ岳 2012

どうにか体調も回復して今年最初のイベントツールド八ヶ岳に参加。
夜半までの雨雪のため頂上付近の路面が凍ってしまい、除雪が間に合わず残念ながらスキー場までの15kmでの開催。



スタートまで
3時頃に家を出て、横川SAで大会サイトを見ると30分遅れでスタートとの告知があり、ここからは少し休みながらゆっくり現地へ向かう。

スタート地点は霧というか雲の中で日差しが無く寒い。受付後にスキー場の駐車場に向かう途中で雲が晴れて暖かくなったと思ったんだけど、実際は雲の上に出ただけ。このためスタート地点に戻る途中で再び雲の中に入った途端に急激に冷える。山の上のほうが暖かいという体験したことのない現象。
スタート地点に着くとコース短縮のアナウンスがあったけど、今回はがっかりするより安心するほうが強かった。直前の体調不良であまり乗れておらず、土曜にローラー30分ほど回した時も呼吸がきつかったので、90分ほどのヒルクライムをまともに出来るかは不安があった。急な変更なので目標タイムをどうしたもんかと一瞬考え、適当に50分にする。

コース沿いに数キロ走って多少体を温めてから防寒着を脱いで荷物を預け、トイレを済ませてからもう一度アップするつもりがトイレ待ちが長くてスタート10分前にようやく終わる。結局アップ不足のまま列の後ろに並ぶ。トイレ待ちに間にようやく雲が晴れて急激に気温が高くなる中でスタート。



レース中
序盤は220 - 230 watts程度で走るつもりが20 wattsも高い出力を出してしまい、何となくこのペースで行ける気分になってしまう。心拍は一気に175 bpm超。
実際にはこんなペースを維持できる訳もないのに自制できず、15分ほど経過したところで早くも脇腹が痛み始め、ややペースが落ちだす。

25分過ぎには呼吸が限界で心拍を170 bpm程に落とさざるをえない状態で、応援の声に手を振る余裕もなし。
この頃には200 wattsの維持もままならない散々な状態で、ダンシングしても腰砕けだし、抜くより抜かれることが多くなってヘコむ。
ヘロヘロになった頃に平坦箇所が増えてきてようやく一息入れて、出力もやや持ち直しはじめる。

ゴール手前の長い平坦ではアウターに入れて力を残さないようペースを上げるけど、周囲からは遅れ気味。結局は最後に勾配が強めになったところで一気に離されてしまう。
最後の数百メートルはダンシングで駆け込むものの、目標タイムには及ばず51分ほど。
呼吸もままならない状態だけど足腰はそれほどでもないことから、上手く追い込めなかったことがわかる。


ゴール後
コース短縮のためゴール時間が集中し、大混雑。荷物を受け取って協賛企業のブースがあるロッジに入るだけでかなりの時間がかかる。
去年好評だったはちみつを今年も購入してひと通り眺めていると、PolarのブースにKeo Powerが。日本ではLookではなくPolarが販売するとのこと。夏までに発売予定で、値段はCS600Xとのセットだと22万だから、内外価格差はあまり無いのかな。サイコンなしの販売もあるようだけど、こっちの値段は聞き忘れた。

ロッジを出るタイミングでちょうど掲示された記録を見たら、年代別で1/3程度。順位としては去年より良いけど、ペース配分のひどさを自覚してるので喜ぶ気になれない。適切なコントロールが出来ていれば50分切れただろうと思うし、この時間差で順位はかなり違うことになるしで無念。

例年は帰路のSAで食事を済ませていたけど、たまには地元の食事を取ろうと思って佐久インター近くのやまへいで蕎麦をしっかりいただく。茅葺き屋根の建物と蕎麦と野沢菜を堪能。

帰宅途中で軽い頭痛を覚えて家で頭痛薬を飲んだので、よほど強く歯をくいしばっていた模様。途中で手のしびれもあったし、今回は無駄な力を入れ過ぎで反省が多い。

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