ツール・ド・八ヶ岳 2014

今年最初のヒルクライムは例年どおり八ヶ岳。直前まで心配されていた雨は回避出来たけど、非常に寒い中でのレース。

昨年と比べると機材面ではホイールとチェーンリングが大きな変更点。
昨年までは出力のログを取るためPower Tapを使っていたけど、Rotor Powerを導入したことによりこのレースでもSES 3.4を使用。

例年どおり当日エントリーのため、3時に自宅を出て佐久穂へ向かう道中で朝食を済ませる。
碓氷峠は霧が深く雨も降っていたので開催が心配されたものの、長野県に入ると曇ってはいても雨は降っておらず開催に支障は無さそうで一安心。

現地に到着して機材準備と着替えを済ませてからアップ開始。これまでは実走でアップしていたけどしっかり汗をかいておこうとローラーを使用。30分かけてしっかり汗を流してアップ完了。
その後も荷物を預けるまでの間を使って坂の登り方を思い出すため軽めに走行。
防寒着脱いで荷物を渡してからスタートまでの間は寒くて仕方無く、少しでもごまかすべく体を動かし続ける。

今回の目標は下記の3つだけど、いずれも関連無くバラバラに設定したもの。

  • 80分以内でゴール。昨年は強風の中で85分を僅かに切るタイムだったので、風と機材と向上しているはずの脚力を考慮して。
  • スキー場通過を50分以内。ハーフコースのみの開催となった年でも50分は切れず、昨年も2分ほどオーバーしていたので、今年こそは。
  • 60分経過時点の平均出力で240 watts。昨年が230 wattsだったので、10 wattsの上乗せを期待。
スタート直後は例年どおりどんどん追い抜かれ、心拍がそこそこ上がってきたところでペースを確保。じわじわと抜き返しはじめるものの、この時点で先頭集団は遙か彼方へ。
途中、前に人がいなくて単独走行になる場面が何度かあったけど、風が強くないため昨年ほどは気にならず、ペースを維持したままで先行集団へ追いつくことを意識。
ただ、この日は序盤から余裕がなくて、沿道の人たちに手を振ることもままならず、このペースをゴールまで維持できるか不安。出力が予定範囲に収まっているのでペースを落とすことはしなかったけど、気温の低さからか心拍が上がりにくい気がする。

中盤に入って緩斜面が出始めて、アウターに入れようとするも失敗して焦る。
後で考えるとシフト操作のストロークが足りなかっただけのようで、力が入りすぎて指の動きが悪かったか。
スキー場手前の長い緩斜面をスピードに乗せてクリアし、ハーフコースのゴール地点を通過したのが48分台で、目標の一つをクリア。過去の傾向を考えると、80分以内のゴールも達成できそうな感じ。

1時間経過時点で平均出力を確認すると237 wattsで、240 wattsには至らず。残り20分程この出力を維持できるよう努めるものの、終盤は210 watts程にまで下がってしまいがち。
何度かペースを上げなおすものの維持できず、いっぱいいっぱいになっている感じ。
最後の数キロは同じカテゴリの人を目標にして先行しようとするけど、ペース維持する場面では前に出ても加速時には一気に差をつけられる状態で、ゴールでは先行されそう。
ゴール直前では早めにペース上げて振り切ろうとしたけどあっさり真後ろにつかれ、その後なすすべなく差をつけられてゴール。
78分代で目標タイムはクリア。

体が冷えて仕方ないので防寒着を羽織ったら最初の下山グループでスキー場まで戻って、ここでお汁粉や味噌汁で一息。12時まで時間をつぶしてから駐車場まで戻って無事イベント完了。

後ほどリザルトを確認すると年代別で20番台で、上位1/6に入る程度。去年は1/4だったので比率から見ても去年より向上しているのが分かって、幸先の良いスタート。




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