2017 BRM218千葉300km(銚子)参加記録

今年最初のブルベは袖ケ浦 - 銚子周回の300。冬に200 kmを超えて走るのは初めてな気がする。

準備

昨年の装備でOKだけど、来月一晩中走る予定なのでVolt 800を増設。
あとは、汗冷え防止でミレーのドライメッシュを調達。
前日にフィッティングでポジションを調整したばかりなので、これに慣れるべく565ではなくSLR01での出走を決定。
前日夜にバタバタ準備して慌ただしく就寝。

スタート前

5時過ぎに自宅を出発。高速を使って袖ケ浦に向かいつつ朝食を済ませ、6時過ぎに駐車場に到着した時に大問題が発覚。
反射ベスト忘れた…。準備漏れでは無く、他の参加者の姿を見るまで完全に意識してなかった。
これはもうDNSして夕方まで単独房総サイクリングでもするしか無いかと諦めつつだらだら身支度整える。ウェアは以下のとおり。ジャージは夜間走行の備えのつもりだったけど、風が強くて寒いので最初から着込む。
上半身 : ドライメッシュ、長袖ベースレイヤー、ジャージ、ジャケット
下半身 : レーパン、パッド無しタイツ
その他 : シューズカバー、真冬用グローブ、ネックウォーマー、インナーキャップ
一人サイクリングのコースを考えつつ受付に移動しDNSの旨を告げると、スタッフの一人から貸し出していただけるとのこと。有り難く使わせていただくことにして、第三ウェーブでスタート。

海浜公園から望む東京湾


スタート - PC1

千葉市あすみが丘までの50 km。スタート後ほどなく信号の少ない地域に入り、冷えていた体も温まってきて快調に走行。今回のコースは序盤と終盤にアップダウンがあるものの、他はほぼ平坦。いつもどおり他の人の装備を参考にしているうちに2時間弱でPC1に到着。先行していた人たちで混雑気味で、トイレをここで済ませるか別の箇所で再度停車するか考えながら買い物。このコンビニのレイアウトが独特で、どこに何があるか容量を得ずうろうろしてから水とパンとあんまんを確保。もう一度立ち止まるのも面倒だなと思って、結局待ち行列に入ってトイレも済ませてからリスタート。

PC1 - PC2

佐原までの58 km。小集団の先頭を走っている最中にミスコースをしかけて後続の方に声をかけてもらってコース復帰をしつつ、もう少しペース抑えた方が良いのかなと思いながらも走り続け、八街や香取を通り佐原へ。古い町並みをゆっくり通り抜けた先にPC2。ちょうどお昼ということで大盛りナポリタンとどら焼きを食べているうちに続々と後続が到着。どうやら高速列車が引かれていたようで、それに乗れたら楽できたのになと思いながらリスタート。

PC2 - PC3

利根川CR主体の44 km区間。PC2を出てすぐ利根川に出て、ほぼ同タイミングにリスタートした方に早々に抜かれ、あっという間に100 m程空けられる。向かい風だから付いていった方が良かったなと思っても後の祭り。
食後しばらくはペースが上がらない状態を向かい風単独走で向かえることになり、暫く苦戦しているうちに先行した方との距離が詰まり始め、追いついたあとしばし楽させてもらってから先頭交代。
鹿島のコンビナートが遠目に見えるほかは視覚的な刺激が少なく、単調さが次第に苦痛に。遠目に先行する人が見えるようになり、これを目標にと思ったもののここからは差が詰まらず固定化した風景となってしまう。この区間が今回精神的に一番きつかった。

利根川CRを外れて風景に変化が出てきたところで一安心したものの、結構脚を使ってしまったようでまだ半分も走ってないのにどうしたものかとやや不安に。銚子電鉄の線路を通過してPC3に着いたのが14時前。
ここは同日開催の200 kmでもPCになっていて、結構な人数だったけど200 kmの人たちは出発前の人が多かったようで、トイレと買い物をスムーズに済ませることが出来た。利根川CR走っている頃からかなり喉が渇くようになっていて、前のPCから距離が少なかったにも関わらずここでもボトル給水。
予定ではこのタイミングでサイコンの充電を始めるつもりだったけど忘れたままリスタート。

PC3 - PC4

御宿までの、今回のコース最長となる90 km区間。リスタート直後は200 km参加者とすれ違いながらアップダウンをこなして銚子電鉄の煎餅工場前(直売もしていたからお土産にすれば良かったと後悔)を通過し、程なく九十九里の平坦区間に。
今回はここが追い風のためほどほどの出力でペースを維持することが出来、途中で一度休憩を挟んでも18時までにはPC4に到達出来そうな感じ。
200 kmを過ぎてPC4まで40 kmを切った辺りから休憩出来る場所を探し始め、ツールドちばでも走ったことのある道路沿いのセブンイレブンで停止。
喉の渇きが収まらないのでコーラで刺激を入れ、日中では厚着しすぎたかなと今更ながら思い至るけど、この後は気温が下がるためここでジャージ脱いでもすぐ着直すことになるのでそのままにする事を選択。
自主PCでサイコンの充電をまたも忘れ、PC4まで保ちそうだけど残量が10%切ったら停車しようと決定。リスタート直前に目の前を通過した方がいたので、この人を目標にペース確保して、追いついてみるとPC3までの区間に一度抜いた人だった。
今回は一度抜いた人をPC後に抜き直す事が多く、このことからも自分がいかにPCでタイムロスをしているかを痛感。やるべき事があって時間がかかるのなら全く問題ないのだけれど、最低限のことだけ済ませているつもりでこの状態はあまりいい良いことではない。
次第に暗くなってきたので、17時前頃に信号待ちのタイミングで尾灯とフロントを点灯。久しぶりのアップダウンを幾つかこなしたところで、17:30頃にPC4に到着。
ここでもコーラを補給。真冬の夕暮れ時に屋外でコーラを飲むことになろうとは。
ここでようやくサイコンへの給電を開始し、ヘルメットにVolt300を装着してから、ゴールへ向けてリスタート。

PC4 - ゴール

袖ケ浦海浜公園に戻る60 kmの区間。ヘルメットのあご紐の具合が良くないので停車して調整しているうちに追い抜かれたので、この方を目標にして走行。日が落ちてからの登りは斜度が分からずギア選択に苦慮するものの、幸いにして千葉では長時間登りが続くようなことはないため、停車することなくこなしていく。
PCでの補給が少なかったようで小腹が空いてきたので、登りはこれでほぼ終わりかなという地点でミニアンパンを補給。
20:30前にはゴール出来そうな感じで、上手くいけば13時間切れそうな手応えを得つつメーター読みで300 kmを超え、公式の距離とメーターのズレが5 km程度だったかなと思いながら走っていると、参加者と思しき2つの人影を発見。先行する方は道慣れてそうな感じだったので、追いついてからは後ろにつかせてもらう。
海へ至る下り坂を過ぎたら公園に至る交通量が殆ど無くリラックスして走れる箇所で、同行させてもらっている方たちに挨拶やお礼をしてから公園内に。
ゴール受付の場所とそこに至るルートが分かりにくかったけど、同行する方が詳しくおかげでスムーズに到着。ゴールタイムは13時間。

ゴール後

ブルベカードとレシートを提出して滞りなく手続を終え、用意いただいたロールキャベツ等の食事をいただきつつ雑談。やはり来月の400 kmは前泊した方が良いよなあと考えているうちに風が強くなって体が冷えてきたので、撤収。
今回は不注意でベストを忘れてしまってあわやDNSという事態になり大いに反省。この他にも、PCでの時間の使い方やペース配分など幾つか課題が浮き彫りになったので、幾つかは次回に対策を取っておかないと。

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