直江津 - 長岡 70 km

自宅から直江津まで走った翌日、浅い眠りを繰り返した後に7時に起床。ぼんやり朝食を取りながら体調を確認。
筋肉のハリはやや感じるものの痛みという程の箇所はなく、そこそこ体は動かせそう。ただ、コンディション悪化が顕著に出る鼻の調子は悪いので、鼻炎薬を飲んでも効果が出る数時間後まではつらくなるのが気がかり。

これらの状態を考慮して、帰りは長岡まで自転車で移動し、そこから新幹線に乗る計画を選択。予備の計画としては直江津駅から越後湯沢まで在来線で出る案もあったけど、この日は天気が良いし距離もたいしたこと無いから何とかなるだろうと判断。
ちなみに、長岡から新幹線でも越後湯沢まで特急でも料金はあまり違いはなく、完全に趣味だけで選んでる状態。

9時に宿を出発し、8号線に沿って走行。今日はバックパックを背負っているのでやや重い走り。
走り出してすぐに気付いたのが、向かい風と、思っていたより体が重いこと。ルートを考えると風はずっと向かい風のままなので、早くも気が重くなる。
体の重さは次第に解消されるだろうと思っていたけど、どうにも解消されない。こういうときはだいたいやたら空腹を覚えるはずなんだけど、前夜からずっと飲み食いしているためか空腹感はなし。
体が動き出すのを待ちながらだらだら進み、在来線を使わなかったことを少しばかり後悔。
柿崎に入ったあたりから細かなアップダウンが出始めて、更に苦労することに。海が見えたところで写真撮って気分転換したりしながら進み、スタートから1時間が経過したあたりでようやくそこそこ走れるようになる。


柏崎に入ったあたりで海岸線のすぐ近くを線路が通っている箇所が目に入る。好天もあって非常にさわやかな光景なのに、この時の脳内BGMは何故か森田童子。

40 km程走ったあたりでコンビニに立ち寄って一休みした後に新潟市へ直行する道との分岐を長岡方面へ。
ここから更に坂が増えてきて、計画時にはほぼ平坦だと思い込んでいたので面食らいながら進むと、トンネルまで出始める。
トンネルの一つにサングラスを外さないまま突入してしまい、平衡感覚が希薄になりまっすぐ進んでいるのかわからなくなってくる。この状態で片手を離すのも一時停車するのも危険なので、必死に白線をトレースして出口まで耐える。以降はトンネルが見えた時点ですぐサングラスを外すことに。

峠を越えてからは緩やかな下りが続き、その後は市街地に。駅に着く前にコンビニで最後の休憩と思っていたら適当な店が見当たらなかったり改装中だったりでまっすぐ長岡駅に到着。
駅の片隅で輪行袋へのパッキングを済ませてから改札前まで移動して東京行き新幹線の時間を確認し、発車前までに昼食を買い込む。16両編成ということもあって車内は空いていて、邪魔にならない場所に輪行袋を置いて座席の確保にも成功。
前日にそれなりに苦労した移動だったけど、2時間もしないうちに東京駅に到着し、昼寝をする時間もなし。


コメント